ななふし君大阪裏オプ体験記~最高の夏にしようぜ~(JKカウンセリング店編)

(※この記事は元々4,5年前にtumblrに投稿してた記事です。tumblrだと管理がめんどくさくてこっちに編集したものなので何卒宜しくお願いします。)(今見ると結構文章が恥ずかしい)

 

皆さんお久しぶりです、突然なのですが今回のこの文に関しましては、レポのような体裁を保っては居ますが、あくまで“フィクション”だとか、“聞いた話”だとか、“おせーしぴゅっぴゅするためのえっちな妄想”のようなそういった類の物だと思ってください。何故なのかと聞かれましても、そうなのです、としか言えないのですが。よくあるFC2コンテンツマーケットにあるような素人投稿系動画の『この動画は○○さんから投稿された~』というやつなのです。知らぬ存ぜぬなのです。一から百までウソでしか無いです。この文は誤りである。ポテトがフライドポテトになるやつ。うーん、俺は○を選ぶ。戯言だけどね。ここまで書いたので、何卒察してください。為念。

 

 

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はい、そういうわけで、今回行った店というのは、所謂“JKリフレ”の亜種だ(ちなみにJKは女子口腔yeah!!!の略であり断じて女子高生等では無い。以下に登場するJKという文字列についても同様である。察して欲しい。関係ないけど腔って膣に似ててえっちだよね)。JKリフレというのは前回( https://nanafushi1219.hatenablog.com/entry/2020/08/15/164537 )(意地汚い宣伝その1)のレポートで名前だけ出したのだが、その中身については大した説明はしなかった。今回は亜種なので詳しくは説明しないが、個室に入って“マッサージ”や“添い寝”などをしてくれる、というものが主だったサービスである。

 

ここでのポイントはいくつかあげられるが、まずは個室という点である。個室である以上、中での出来事は店のスタッフ側は関知できない(中にはカメラが取り付けられているとかどうとかという店もあるが、建前上)。そこで何をしても知られることのない、というセーフティは人を大胆にさせるのだ。そしてもう一つは、JKリフレに関わらずJKビジネス全般に言えるのだが“オプション”が豊富であるということだ。昔リフレが流行りニュース沙汰にもなったこともあるので皆様御存知のとおりだとは思うが、やれプロレス技をオプションでだとか耳かきをオプションでというやつだ。

 

その中でも、特に有名であるのは“裏オプション”である。これは先程の個室の話とも繋がっていくのだが、本来店の管理者が見ている前で従業員が(に、とも言える)直接交渉を行う事態は有り得ない話なのだが、関知していないのなら話は別である。『おにーさん♡今ちょっとお金困っててぇ♡これだけほしいな~……って♡』、若しくは『ねえ○○ちゃん、おじさんちょっと触ってほしいんだけど……』『ん~……それなら五枚でいーよ♡』的な流れのものだ。まりりん先生の同人誌的なやつ。

何故今回僕がそのJKリフレの亜種に足を運ぶことになったのかと言うと、偏にその“裏オプション”とやらが本当に存在しているのか、というのを確かめたかったのだ。

そう、誰しもが夢見る“向こう側の世界”という奴を、僕も見たかったのだ。

 

──これは、『そこに無いけど確かに在るモノ』を見つけるためのツチノコハンターによるお話である。

 

 

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元々大阪はJKビジネスが盛んであった。やはり人口の多い東京などと比べると数は少ないが、働いてる女の子の性質が中々違うという事で、レポサイトでもいとあはれ(現代訳でめちゃシコ)とされている。僕の魂の故郷すすきの等ではJKビジネスなど皆無である事を考えると、厳しい向かい風が吹きながら今現在も続いている店があるという事は大変立派なことである。しかし、観察店もそうなのだがオリンピックが日本で開催することの煽りを受けて、このような店はガンガン取り締まられている。クリーンな店であれば生き永らえるが、クリーンであれば需要は低くなってしまう。“そういう事”を求めない客層も勿論居るが、求める客層も勿論少なくないのである。

 

それで、“そういう事”を行っている店は即ジャッジメンッ!デリート許可!ストライクアウト!されているので、今現在で『裏オプがある!!!』と核心を持って行ける店は中々無い(ちなみに、ちょっと前まで観察店とリフレと撮影が一緒になった店が存在していた。マジックミラー越しにある程度やりとりして、撮影ブースで女の子を好きなポーズで撮影出来たらしい。カメコごっこ出来て絶対楽しそうだったので行きたかったが、案の定摘発されていた(関係ないが撮影ブースにはティッシュ箱が備えついていたらしい))。ネットで調べてみると、ここはある!!!と書いてあるサイトもあると言えばあるのだが、なんか嬢と繋がっていたりと胡散臭さも否めない。ただやはり目安というものはあるようで、細かくオプションが設定されている店よりは、オプションが大雑把にしか設定されていない店の方が“交渉”はし易いのである。しかしそれだけでは決め手には欠けていて、どこの店にするかと悩んでいる中、一つの店が候補として浮かび上がってきた。

 

そこの店は一度摘発を食らってそれでも尚不死鳥のように蘇り再び経営を開始した店で、梅田や日本橋というメッカである場所から外れた辺鄙な住宅街にあるマンションの一室にあるそうだ。詳しく店名を書けないのが申し訳ないが、こんな店他にないと思うので調べるとすぐに出るはずだ。公式じゃないサイトにある店長のブログが淡々と出入り禁止者の写真をアップロードしていてなるほどという気持ちにさせられる。

 

目星がついたならあとは行動するのみである。僕は丁度大阪に行く用事があったので、適当に一夜を過ごし、後日に出陣する段取りを整えた(なお、段取りを整えただけで、実際には夜にべらぼうに飲んでしまい朝にはグロッキー状態だった。正直朝の状態で嘔吐をするか吐精をするか二つに一つといったところだったので、行くかかなり悩んだが好奇心には勝てなかった)。

 

さて、JRを使い駅のすぐ近くにあるマンションまですたすたと歩いていくのだが、またそのマンションが本当にただのマンションなのである。間違いなく普通に他の住民がいる。コルクボードには張り紙がしてあり、『ここでの風俗の経営を禁ずる』とおまわりさんからのお達しが示されていた。おっかねえ。まあ僕には関係ない話だな!と思いながらエレベーターで上がり、その店の部屋を探すと、一つだけドアを開けっ放しにしている部屋があったので、外からでもすぐに分かってしまった。

 

 

おそるおそる中に入ると、中には北野武監督の映画に出てきそうな老人が座っていた。

 

 

いやほんとに。明らかにカタギじゃない雰囲気を感じるのである。大体こういう店のスタッフというものは、愛想よくするのがセオリーなのである。前に書いた( https://nanafushi1219.hatenablog.com/entry/2020/08/15/164537 )(意地汚い宣伝その2)セクキャバの様なお店では特にソレが顕著で、若い黒服の兄ちゃんがニコニコしながらお兄さんどこから来たんですか!おっぱい好きなんですか!どの子にしますか!と話しかけに来るものだ。しかし目の前の大友組にでも所属してそうな男はなんだ。僕の顔を見て声をかけるどころか舌打ちをする有様である。舌打ちて。おっかねえ。

 

──しかし僕はこの時点で、ある種核心めいた物を感じていた。それは、こんな男がスタッフをやってても問題なく経営を続けられる(一度摘発されているが)ということは、常連客がそれだけ多いということで、つまり、そこには“在る”可能性が高い、ということだ。

 

店の前でぼーっと突っ立っていても、ヤクザはカタギに手を出しちゃいけない決まりでもあるのか、一向に話しかけてはもらえないので、意を決してスタッフに話しかける。

「あの、すいません、今って女の子居ます?」「居ねえ」

居ねえのかよ!!どういうことだよ!!じゃあなんでそこに座ってんだよ!!そして横のホワイトボードにかかってるキッチンタイマーが動いてるのは誰か客が入ってるからじゃねえのかよ!!適当言うなよ!!!いくらなんでも初見に厳しすぎない!??!?!と脳内で一通り憤ったが、目の前のスタッフがいつ懐から道具を取り出してハジいて来るのかもわからなかったので表面には出さなかった。おっかねえ。しょうがないので、「えっと、いつぐらいなら入れそうですかね?」と聞くと、「一時間後ぐらいなら開いてると思いますよ」と言われたので、ああこの人一応敬語は使えるんだ……と思いながら一旦その店を後にした。

 

じゃあしょうがないから周りでも適当にブラつくかと思いつつ外に出ると、ベビーカーを押すママさんやら広場で遊ぶ子供やらコンビニで飼い食いする学生やらが目につく。ただの町である。ここに居る人の一体何割が近くのマンションの一室で怪しいお店を開いている所があると知っていようかという程の素朴っぷりである。あれ……やべえな……本当にあそこは裏オプションなんか無くてただJKときゃっきゃするだけのお店なんじゃ……と不安になりながら時間を潰していた(そしてこの時思い出したのだが、観察店でも同様だったのだが開店直後というのは非常に女の子の集まりが悪い。そりゃそうである。朝イチって嫌だよね!今回出勤ページでは何人も現在出勤中になってたのにもかかわらず居ねえと返されたのはつまりそういうことなのであろう)。

 

小一時間経過したので、例のマンションに戻るとそこには相も変わらず仏頂面でヤクザが座っていた。当然のようにあちらから話しかけてはくれないので、今どうですか?と声をかけると、ようやく別の返事が返ってきた。

「今なら開いてますよ、ところでお客さんはこのお店の事どこで知りました?」

「あ~えっと萌えナビを見てきました」

「じゃあ大体ウチの事わかってるよね、そういうお店だから」

「アッハイ」

マジでこんな感じでした。おっかねえ。なんだよそういうお店って。“そういうお店”ってことで良いのか!?!??!って思ってたら普通に「まあ要するにね、女の子に手を出したりとかそういうのは絶対駄目だから、ウチは巡回とかしてるからね、わかるからね」って釘を打たれました。アッハイ。

指名の有無を聞かれて、特に指名とかは無かったのと女の子をマジックミラー越しに見れると聞いていたので、無いですと答えた。

すると店主は、立ち上がり電気を消し、座っていた椅子の後ろにある扉についたカーテンをシャッ!と開けると、「選んで」と言う。

 

そこには、狭い部屋に押込められてこっちを見ているJKが居た。

あまりにちょっと奴隷市場でのやり取りのようで少し笑いかけたが(いやほんとにJKはこっちをじっと見ているし笑っても居ないし、スタッフは明らかに奴隷商人みたいな感じだし、僕もめっちゃエルフとか買いそうな顔してる)、中の女の子を眺めると、どうやらマジモンのJKであるのは間違いないと感じた。若々しい。部屋の中自体は明るいので、顔もよく見えるのだが、えっちなお店の薄暗さでカバーして若く見えるとかそういう類のでは無く、ガチンコに年齢で殴りかかってくる感じだ。その中でも、ワイシャツにネクタイをした、黒髪ロングのギャルっぽい子(渋谷凛ちゃんをちょっと姫っぽくした感じ)がとても目についた。可愛い。顔ちっちゃい。めっちゃオタクが好きそう。好き……そんなわけで彼女を指名することにした。名札のようなものはついてないので、部屋の奥にに居るあの子のような感じで指差して伝え(ここもめっちゃ奴隷市場のやり取りっぽかった)、廊下で待つように言われたのでワクワクしながら待った。

3分程待つと、先程の女の子がひょい、と出てきた。僕の顔を見るなりにこっと笑うと、「あ、じゃあこっちの部屋です!」と隣の部屋の扉を開けて案内してくれた。

 

戦いの始まりだ。

 

*  *  *

 

部屋の中はとても殺風景なもので、1DKの部屋の中に、机に積まれた大量のダンボールと、ぽつんと置かれた大きいソファ(しかも扉側を向いている)のみである。女の子はすたすたと歩くと、ソファにぼす、と座り、「?おにーさんどーしたの、座ったら?」と隣を手で叩いた。女の子にリードされるのが好きな僕はこの時点でちょっとううっ……となっていた(素直に座った)。

 

隣りに座ると、より彼女の顔の小ささや(というか全体的に小柄だった。JKすごい)、あっ黒目カラコン入れてる……とか、ワイシャツのボタン結構開けてるからあともうちょいでブラ見えそう……とか色んな事がわかってちょっとすごかった。性欲を持て余す。

「おにーさんこーゆーとこ初めて?」

「え、あ、はい、行こうと思えば行けたんですけど中々行く機会無かったんでせっかくだから……と思って」

「え、なんで敬語なのウケるw別にいいけどw」

「ウス」

「まーねー、ここも一回潰れる前まではケッコーやりやすかったんだけどね、あ、これ知ってる? このお店三形態あってさ、一番最初は部屋に鍵ついてたんだけどお客さんが立てこもっちゃって鍵が無くなっちゃったのと、一回店が潰れちゃって巡回回るようになったんだよね~。最初の頃とか裏シ放題だったんじゃん? ヤバいよね~」

と、人懐こいのかけらけら笑いながらまくし立ててくるように話しかけてくる。僕は初対面の人に話しかけるのがめっちゃ苦手だったので実際とてもありがたかった。というか客が鍵かけて立てこもるって凄い。事件じゃん。

そして更に都合がいいことに、女の子の方から“裏”についての言及があった。これは大きな取っ掛かりだ。裏オプションというのは幻の存在ではなく、働いている女の子達にとってもリアルなものらしい。すごいぞ!ラピュタは本当にあったんだ!

「あの、やっぱこの店裏オプとかあるんですか……?」

「んー、あるっていうよりあったって言う方が正確かな~。今じゃほら、巡回があるじゃん?」

「あー致してる時に入ってるとマズいと」

「そうそう、マジ急に入ってくるからね、あそこの扉ガチャって! てゆーか厳しすぎなんだよねー前常連のお客さんと一緒に手繋いで部屋まで連れてっただけでそれも駄目だから! ってあのおっさんに怒られたしさー」

「あああの受付のヤクザみたいなおっさん? あのおっさんヤバくない?」

「わかるー! 絶対なんかおかしいんだよねあの人はさ~ あ、でもそこのダンボールにめっちゃ酒置いてあるじゃん? 『酒飲む

元気はあるんだよなァ……』とかってこの前飲みながら言ってたからねwwwウケるwww」

何そのくたびれたヤクザは。しかもそれJKに見られながら言ってるのかよ。面白すぎるだろ。

彼女が話し好きなおかげでこのような与太話をしつつある程度話せるようになってきたところで、彼女の名前を未だに知らない事に気付いてしまった。ということで聞いてみると、「みいこ(仮名です、為念)だよ~」と教えてくれた。

 

正直このままみいこちゃんが普段学校でのおやつで乾き物を食べてるせいでイカ臭いって先生に怒られるとか、彼氏できるまで漫画でしかちんちんの構造を知らなかったから金玉をめくると女性器みたいなのがついててそこからおしっこすると思っていたとか、彼氏が喘ぎ声興奮するって言うからスる時喘ぐ演技シてたんだけど正直めんどかったよねとか(この時「おにーさんはどっちのが興奮するぅ?♡」って囁かれたのがえっちだった)、そういう他愛も無い話をするだけでもめちゃくちゃ楽しかったのでもうそれだけでも良いかな……と思っていたのだが(そもそもそういうコンセプトの店である)、流石にそれでは沙汰止みにも程があるので、初志貫徹の気持ちでみいこちゃんに交渉を持ちかけた。

 

「……ところでさ、みいこちゃんは裏やってるの?」

「裏ー? ……うっへへwまあねー、巡回前はやってたと言えばやってたけどー今はやってないなー」

「そこをなんとか……! 今お金なくてするめしか食べてないって言ってたじゃん!? これで美味しいもの食べれると思って……!」

「えーおにーさん必死wかわいーw ……んーでも私高いよ? JKブランドガンガン前に押し出しちゃうよ?」

「か、金ならあるんで……! オネシャス!」

「ん~~~~~~~……まあしょうがないなあ♡おにーさん何シたいの? 巡回まだだしあんま激しいのは駄目だよ?」

 

い゛や゛っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっだぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!しょうがないにゃあ!!しょうがないにゃあいただきましたよ!!皆さん!!!現役JK(女子口腔yeah!!からしょうがないにゃあいただきました!!!ありがとうございます!!!!正直この時は達成感に溢れすぎて手が震えていた。ニュートロンジャマーキャンセラーの情報を入手した時くらい。

とりあえず「おっぱい触りたいです……」と頼み込むと「え~じゃあ一万だよ? 払える?」とふっかけられた。確かに調べていた相場より高かったがここで渋ると金払いの悪そうなオタクになるので普通に払った。すげえ!一万円のおっぱいだ!

 

「ちょっ……wお金渡す手震えてるよ……wほんとにだいじょぶ? 後悔してない?」

「いやまじでみいこちゃんが可愛くてそんな子にお金渡すシチュエーションに興奮してる(早口オタク)」

「なにそれー……wウケるよ~……w…………巡回来たら怖いからシャツの下からさわって?♡」

そんなことを言ってみいこちゃんはワイシャツの下の方のボタンをぷちぷちと外す。へそがちらりと見えて、とても扇情的に見えた。

「そ、それじゃあよろしくお願いします……!」そう言って僕は、ついに手を伸ばした。

 

 

 

*  *  *

 

 

 

 

「うわ……♡おにーさんいっぱいでたね……♡たまってたでしょ……♡」

「ううっ……すいません……」

「いーよ♡ちょっとウェットティッシュ探すからちょっと待ってね~」

 

そういってみいこちゃんはカバンをがさごそと探し始める。僕は完全に脱力しながら今起こったことを反芻していた。一生忘れられない。

勿論懸命な皆様に説明は不要だと思いますが、なにもしてませんよ。なにもしてないです。

ただ途中で巡回のお姉さん(スタッフで実は元オナクラ嬢らしい。それでヤクザのカキタレかよ。おっかねえ)が入ってきて「うわ~……! めっちゃ焦った……! この仕事してて一番どきどきしたよ~……!」とか、「触るだけで本当に満足なの? すっきりしたくない……?♡」ってエア手コキされながら聞かれたりとか(一万だった)、「友達は5000円でちゅーさせてくれるらしーよ? ウチは彼氏いるからさせてあげられないけど~♡ざんね~ん♡」とか、そんな感じのイベントがあったような気がするけどそんなことは無かったぜ。無かったから。日和ったとか言うな。

 

ウェットティッシュで何かを拭くみいこちゃんに「ていうかこんなもの持ってるんだからやっぱ普段から裏とかやってるんじゃないんですか?」って聞くと「え~、今回はたまたまだよ~♡た・ま・た・ま♡」って言われた。可愛い。

そんな感じでダラダラと話していると、みいこちゃんの携帯にコールが掛かる。どうやら楽しい時間は終わりの時が来たようだ。

「ヤバ~、話しすぎた~! おにーさん面白かったからまた来てよ~ここのお客さん基本年いってるからさ~」

「またそんなお世辞言って~うれしいですけど~」

「いやホントだから! もしくはガチ相談打ち明けとか来るからねこの店! 彼女出来たけどちんちん立たなくてどうしたら良いでしょうかみたいな相談とか! ウチにどうしろっていうのみたいなさ~w」

「それは……おつらぁい……」

「もうそういうのは聞くしか出来ないよね~、おじさんとかも基本言いっぱなしが好きな人多いからさ~。ね、もっかい来てね?♡」

「今度はちゅーしてくれるなら行きますよ~」

「それは次回にならないとわからないな~♡……ん~、それじゃそろそろ行かないとあのおっさん怖いし、行こっか」

 

マンションの扉を開けるとそのままお別れらしく、手を振って笑顔で「またね~!」と言ってくれるみいこちゃんを見ると、えっちな事抜きで普通に楽しかったのでまた行きたくなってしまった。そしてあわよくばえっちなことしたい。

そうして僕は来る前まで三万円入っていた財布を空っけつにして、そのマンションを去るのだった。

 

*  *  *

 

 

結論としては、“裏オプ”はまだそこに生きている。が、それが明日明後日になっても生きているどうかは別の話である。

彼女に話を聞いても、この形態で働くのが一番お小遣い稼ぎになるという話なだけで、稼げないなら別なことをするよねという事だったので、きっとまた他のビジネスが立ち上がればそこに働き手も集まるのである。

それでもなお夢を追い求めたいのであれば、迷っている暇はない。刻一刻とそのチャンスは失われ続けているのである──。

ななふし君東京(大阪)風俗体験記~最高の夏にしようぜ~(観察店編)

(※この記事は元々4,5年前にtumblrに投稿してた記事です。tumblrだと管理がめんどくさくてこっちに編集したものなので何卒宜しくお願いします。)(今見ると結構文章が恥ずかしい)

 


今まで書かなかった理由をつらつらと並べようと思えば並べられるのですが、まあ、色々あって書いてませんでした!!許して下さい!!!
と言うわけで、幻と消えていたJK観察店編ですが、一番最初に行ったのがもう二年前ですので、記憶が曖昧になっている部分もあるのでご容赦ください。需要があるのかともかく。

 

そもそもおっぱいパブと違って会話が出来ないので前回より描写があっさり風味妄想多め仕立てになるのでご了承いただきたい。例によって自分用なので整った体裁を成していない。注意されたし。

 

そもそも見学店とはなんぞや、という方もいらっしゃると思われる。どのようなものかと説明すると、個室の中に入り、そこからマジックミラー越しに一つの大部屋の中にいる女の子を眺めて癒されたりデッサンが出来るというお店です(建前)。ちなみに個室の中では静かにしていて、中を汚さなければ“何をしても自由”となっている。そういうお店です。

指名されていない時の女の子は普段通り携帯を弄ったり漫画を読んだり友達とおしゃべりをして過ごし、指名を受けるとマジックミラーの前までやってきて、“パフォーマンス”をするのである。これらの事を抑えていただければ大丈夫でしょう。


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渋谷編

激動のおっぱいパブ編( https://nanafushi1219.hatenablog.com/entry/2020/08/15/164537 )

の次の日、僕は人と会う約束をしていた。りんごす氏である(女装をしてサンリオピューロランドを地獄にしたり痴漢されたりしてる人です、めっちゃ面白いので是非ブログを見て欲しい http://ringoce.hatenablog.jp/ )。 お家に遊びにおいでよと言って頂けたので、電車に乗ってえっちらおっちらと氏の所まで向かった。ジャーマンポテトを作って貰ったのでそれを頬張りながらピンポンを見たりアニメの話(カオスヘッドの話でとても盛り上がった、こじらせたおたくはカオスヘッドが好きな気がする偏見を僕は持っている)をしてだらだら過ごしている間、僕が必死にJK見学店という女の子を見ながらおちんちんを刺激しても許されるお店があるんですよ!という必死のプレゼンの甲斐あってか外に出かけっぞ!という話になったので、りんごす氏が目の前でロリータ服オカマにメタモルフォーゼする所を眺めながら待った。

その後りんごす氏とロリータ服ショップを周った(ほんとに店員さんに話しかけられて「あっ僕男なんで!!」と言い放ちその場を地獄にしてた)り、氏のご友人と一緒にMTGショップを周ったりしているうちに、見学店に行く機運がじわじわと高まっていった。

 

そうしておたく(僕)、おたく(友人)、オカマ(ロリータ服)の三人のパーティで渋谷のとある見学店に到着した。そのお店は中々有名店であり、他にも二店ほど回った後で思い返してもここのお店は広かったと思う。後日ここのお店に行くと1時間待ちですだとか予約はございますか等と言われるほどには繁盛していた。りんごす氏が気前よくお金を払ってくれたので、気持よくおちんちんを気持ちよくしに行くことが出来た(条件としてちゃんとレポート書いてねと言われていたにも関わらずずっと書いていなかったので申し訳無さしか無い)。

料金については、まず入室時間を決め、そこに何回かの指名回数(一回十分が相場)を決めてそれによって値段が変わるのが主なものだと思われる。それで、店員さんが言うにはやはり指名回数は2回はあった方が良いということで、60分指名2回のコースを三人で選択した。

見学店では、過去に盗撮(風イメージ)動画が出回ったせいで、とても持ち込み物に厳しくなっている。この渋谷のお店は特に厳しく、ボディチェックの他に、金属探知機での持ち込みチェックも行っていた。お店には店長らしき男性と、女性スタッフが存在していたのだが、おたく二人は店長に体中をこれでもかというほどに弄られたのに対し、特に何も喋らずに居たりんごす氏には色々と考慮した結果なのか女性スタッフがボディチェックを行っていた。正直うらやましかった(そもそも見た目完全に女性の人が女の子を見ながらおちんちんを気持ちよくする施設に入ってる事態がイレギュラーなのかとても見られていた)。

 

いざボディチェックが終了し、手荷物をそれぞれロッカーに預け、いざ個室へと案内された。個室と言ってもそんなカッチリとしたものではなく、上も空いており、隣の音も聞こえるような薄板で隔たれた空間のようなものだった。個室内にはオプション指定用紙、デッサン用スケッチブック、えんぴつ、ごみばこ、そして箱ティッシュが備え付けてあった。箱ティッシュである。推して量られる。

個室はそこそこ広く、座布団と座椅子が置いてあり、空調もそこそこに効いていた。目の前にはマジックミラーがでんと鎮座しており、その先では女の子たちが談笑していた。

 

中をぐると見渡してみると(一応どの位置の部屋でも待機中の女の子は見えるようなレイアウトになっている)、ギャルっぽく、年齢も18歳以上の人が多い感じがした。指名を受けていない女の子は携帯を弄ったり、お菓子を食べたり、隣の女の子と話したりしている。ちょうど僕が入ったタイミングで、僕の個室の横の部屋の人に指名を受けている女の子が居て、“パフォーマンス”を行っていた。

茶髪でセミロングのセーラー服を着た女の子(名札にはねむちゃん(前回のレポートと同様仮名となっております。念の為)と書いてある)が、マジックミラーに向かって立ちながらお尻を向け、ぎしっ♡ぎしっ♡と押し付けている。完全に立ちバックだった。僕の角度からだとねむちゃんの顔が見えるのだが、中にいる子の中でも比較的若めで、仕方なくやっている感じがとてつもなくえっちだった。

ねむちゃんはかなり人気らしく、パフォーマンス中にも2人の指名が入っていた(うち一人はりんごす氏が先んじていた。兵は拙速を尊ぶ)。ここで、中に居られる時間と指名時間が決まっている以上、早めに指名しないとお目当ての子にパフォーマンスをして貰う前に時間が終わってしまうのではないかと思い至った。こうなればもう先手必勝しかない。指名が多い女の子にサービス地雷は少ないと風俗の鉄則を思い出し、即座に指名用紙を持って受付まで向かっていった。どうでもいいがこの指名するために受付まで歩いて行く時に他の人とばったり会ったら絶対気まずいだろうなと思った(最近はipadで指名を受け付けるハイカラなシステムもあるらしい。時代の進化を感じる)。

 

指名するときにオプションなどをつけるかどうかを聞かれたが、この時の僕は左右もわからずとにかく指名しなければという使命感に駆られていたので、特にそういうものはつけずにプレーンな注文となった。オプションについては色々存在しているが、大体どこのお店のホームページにも書いていなく、現地で確認してくださいという形になっているのが多いと思う。理由は察せられる。是非とも貴方の目で確かめて欲しい(正直に言うと渋谷のお店ではオプションを注文していないので内容を失念してしまった。お許し下さい……)。

待っている間、待機中の女の子にも色々居る事に気付いた。ただ座っているだけでも、普通に座る子とわざと体育座りをして下着をマジックミラーに見せつけている子が居るのだ。正直強烈にシコれた。『ほらほら~♡これが見たくて高いお金払ってお店に来てくれてるんだもんね♡』『これ以上はちゃんと指名してね~♡もっと近くでみたいでしょ♡』といった雰囲気がたまらない。実際指名されてる女の子はどちらかと言うとそういったアピールに余念がない子が選ばれている印象がある。他のお客さんも僕と同じでそういう色仕掛けに弱かったということだろう。わかる。

ところで見学店は指名時間以外では暇をするかと思ったが、案外これがそうでもない。先述した通り待機中の女の子を眺めているだけでも勃起が半端ではない状態になる上に、位置にもよるが他の人が指名した人のパフォーマンスを見ることもできるので、オカズには困らない状況が続くのだ。何が言いたいかというと、そういったものを見ながらおちんちんを触っていたら気が付くとすぐに自分の指名時間がやってきたというわけである。

 

他のお客のパフォーマンスを終えて、身支度を整えてから、ついにねむちゃんが僕の鏡の前にやってきた。

「ねむです♡よろしくおねがいしま~す♡」と挨拶して、キッチンタイマーを10分に合わせスタートを押しす。余談だが、前回のおっぱいパブの時も感じたが、このような女の子が一人のお客につくタイプのお店の、「○○で~す♡」という媚びた挨拶はとてもえっちなので良い。スタート直後からちんちんがフルスロットルになる。

ねむちゃんは、セーラー服をたくし上げて、ブラジャーを見せてくれた。色は真っ赤でフリルがあしらわれている。正直かなり派手だと感じたが、ギャルっぽいねむちゃんにはむしろ合っていてそれが良かった。

『ほ~らおっぱいですよ~♡』と言わんばかりににやにやと笑いながら、おっぱいを寄せ上げて鏡に押し付けてくる。むにゅりぐにゅりと形を変えて、鏡に張り付く。フェチでガラスに対しておっぱいを押し付けて動くアレだ。このシチュに名前が付いているのかどうか知らないが、もっと一般化して欲しい。今まであまりガラスおっぱい押し付けシチュでシコったことは無かったのだが、この経験を期に僕は定期的にガラスおっぱい押し付けシチュでシコりたくなってしまった。そのくらいに性癖を拗らせる。ところでガラスおっぱい押しつけシチュってなんか名前ついてないんですかね。

まるでパイズリをしているかのように、鏡におっぱいを押し付けたまま上下に動き出す。それに加えて、舌をぺろぺろと動かしてエアフェラをし始めた。この時、一応マジックミラーなはずなのだが、ずっと僕と目が合っていた気がする。これがまた“ク”るのだ。おたくなので、女の子に目を合わせられることにとてつもなく弱い。見学店は、名目上客である我々が中の女の子を見学するというコンセプトなのだが、むしろ中にいる女の子に自慰行為を見学される店という意味でつけられたのではと思ってしまう。目の前で女の子がおっぱいを見せつけてくるというイレギュラーな事態に脳が混乱しきっていて、僕はずっと必死におちんちんを擦っていた。

 

キッチンタイマーが五分を回った頃、僕の目を見ながら『おっぱいの時間はおしまいだよ~♡』と言わんばかりに、ねむちゃんはゆっくりとたくし上げていたセーラーを着込んでいった。僕は荒くなっていた息を整えて、次に見せてくれる媚態を今か今かと待ち望む。10分間しか時間がないのだから早くしてくれという考えも今にすると思いそうなものだが、むしろこの焦らされるのがたまらなかった。

座布団代わりのぬいぐるみを鏡の近くにぼふ、と置き、それを下に敷いて、後ろに手をつきながら足をM字に開いていった。僕に下着を見えやすいようにと、スカートをばさりとまくりあげる。ぱんつもブラジャーと同じで赤色であった。所謂ハイレグショーツというものだ。

すすす……と細い指を立てながら、ふくらはぎから膝、ふともも、と中へなぞられていく。そして、ショーツに指先が触れると、ゆっくり恥部を上から刺激し始めた。女の子のオナニーだ……と正直興奮よりも感動を覚えてしまった(おたくなのでオナニーは基本的にアダルト・ビデオで女優さんがしている激しいものしか見たことがない)。僕も一緒に(勝手にとも言う)オナニーを始め、同時に気持ちよくなっている錯覚に陥っていった。初めての相互(一応一方通行であるが)オナニーだった。先程までにやにや笑っていたねむちゃんだったが、今は蕩けるような流し目を僕に向けていた。

そのうちねむちゃんは刺激をやめ、ゆっくりと足ぐりを掴み、ぐいぐい~っ♡と引っ張り上げる。クロッチが細く食い込まれ、あともう少しで見えてはいけないところが見えてしまいそうだった。そこまで見せちゃって良いんですか!?と思ってしまった。辛抱たまらない状態だった。僕は個室の中で這いつくばるようになって鏡に近づき、より近くで見えるようにしながら、だらしなく腰を上げその状態でオナニーを続けた。ねむちゃんと目が合うと、『情けない格好カッコわるいですね♡』『女の子の恥ずかしい所見たくてそんな体勢きもちわるいですよ♡』と罵られているような妄想で頭がいっぱいになった。

鏡のすぐそばに置いてあるキッチンタイマーをちらと見ると、もう既に2分を切っていた。次の指名時間があるにも関わらず、僕はねむちゃんに夢中になっていた。勢い良くティッシュをひっつかみ(正直壁が薄いのでティッシュの音が聞こえたかもしれない、なんならシコっている時の水音までバッチリだった説もある)、最後のスパートをかけていく。

もうだめっ♡射精しちゃいますっ♡イキますっ♡見ててくださいっ♡♡目見てっ♡♡♡変態オナニーしてる所かわいい女の子に見られながらびゅくびゅく射精する所みられますっっ♡♡♡あっ♡あっ……♡♡ゔぅ゙~っ……………………♡♡♡♡♡♡

 

と自分勝手なオナニーをして、快感に浸っていたら、目を覚まさせるかのようにキッチンタイマーの音が鳴り響いた。

「お時間となりました♡ご指名ありがとうございました~♡」とねむちゃんはお辞儀をすると(この時の僕はまだ這いつくばった状態でヘトヘトになっていた、見られていたとするととても恥ずかしい)、タオルで軽く鏡を拭き、また他の女の子の所へ戻っていった。

僕は頭がぼーっとする中、とりあえずおちんちんだけはしまおうといそいそと座椅子に座り直した。

 

二度目の指名の女の子が中々決まらない中、放送がかかり始める。どうやら中にいる女の子がお客に向かって『ご指名ください♡』とアピールする時間らしい。女の子達が一人ずつ鏡の前に立って、挨拶をしていく。投げキッスしたり、胸を寄せてあげたり、様々な方法で男の劣情を煽っている光景は、それだけでオツなものがあった。僕は特に女の子がスカートをたくし上げる仕草が大好きすぎるのだが、このアピールタイムの中でそのドツボを付いてきた子が存在した。あおいちゃんだ。

時間も差し迫る中、僕は二回目の指名権をあおいちゃんに使用することにした。あおいちゃんもこのお店の特色に則った、茶髪ショートでブレザーを着た、タレ目のギャルっぽい子だった。ルーズソックスは時代錯誤な風もするが、おそらくメイン客層であるおたくの思考回路を考えるに『ギャル=ルーズソックス』という短絡的なものにわかりやすいように装着していると思われる(女の子が出勤してくる時は大抵私服で来ているので、中で着る服はおそらくお店から支給されている事を考えると、店長の策略であろう)。僕も大好物だった。

指名を店長に伝えると、中で放送がかかりあおいちゃんが「は~い」と間延びした返事をして僕の鏡の前にやってきた。ギャルっぽい見た目とは裏腹に、本人はおっとりのんびりした性格らしく、のてのてとゆっくりとした動きで、「あおいです~♡よろしくおねがいしま~す♡」と挨拶をしてくれる。

キッチンタイマーをセットすると、あおいちゃんは体育座りをしながらじっと僕の目を見てにこにこと笑っている。あまりにも目が合うので、僕はまるで石になったように目を離すことが出来なくなってしまった。僕が目を離せなくなっていることを確認したかのようにしてから、あおいちゃんはぴょんとその場で正座に座り直し、少し前屈みになって、また僕の方を見てくる。距離が近くなった分、さらにどきどきしてしまう。すると、ゆっくりと人差し指をたてて、目の前でそれをねっとり口に咥え始めた。完全にフェラだった。最初は縦にそのまま咥え入れていた指を、頬の粘膜を擦るように斜めに差し込んだり、そのまま口から離して指先をちろちろ♡と舐めたり、『ただ指を舐めてるだけですよ~♡なに興奮してるんですか♡』とバリエーション豊かに誘惑してくれた。僕は我慢できず、10分ほど前に射精していたのに関わらずまたオナニーを始めていた。鏡が薄いのと、上の方は中の部屋と繋がっているため、鏡越しでもあおいちゃんが指を舐める水音が耳へ届いてきて、それが余計に興奮する。

5分ほど経った頃、姿勢を変える。両足を鏡の上の方に乗せ、片手で支えながら後ろに体重を乗せて、ゆっくりと腰を動かす。この時にスカートをまくり上げて、ちゃんとパンツも見えるようにしてくれる心遣いも憎い。残った片手は疑似フェラを続けながら、鏡越しの正常位である。あおいちゃんが腰を動かす度に、鏡がベッドが軋むようにぎしぎしと鳴る。実質セックスである。殆どセックス。音と視覚の暴力によって脳味噌はあおいちゃんと正常位えっちをしている勘違いをしているせいで、余計におちんちんが暴れ始める。何言ってるんだとお思いの方も居ると思うが、実際に行くとかなりセックスなので是非観察店に足を運んで欲しい。

残り時間も少なくなってきて、ちんちんの耐久限界時間も近づいてくると、鏡に乗せていた足がすすすと、丁度中腰になりながらオナニーをしていた僕のおちんちんの位置まで下がってくる。ルーズソックスが艶めかしく動くその様は足コキだった。あおいちゃんの腰の動きと足の動きが合わさり、えっちしながら足コキもされているという量子力学的な感覚に陥る。あおいちゃんのタレ目がさらにとろりとして垂れ下がって、僕の目をじっと見てくる。もう射精以外のことが考えられず、またしても僕はびゅーびゅー♡と射精してしまっていた。

 

キッチンタイマーが鳴り、「ありがとうございました~♡また指名して下さいね♡」と言い残すとあおいちゃんは皆の居る所へ戻っていっておしゃべりを始めた。僕は射精した後の気怠い感覚の中『さっきまでえっちな事してたのにさっと切り替えて友達とおしゃべりをするの全然さっきまでのえっちな事を気にしてないみたいですごいえっちだな……』と思いながら、入室時間が終わるのを待った。入室して来た時よりも女の子が多くなっていて、あまり開店直後に入っても女の子の数が少ないんだな……と学ぶことが出来たのは大きかった。参考にして頂きたい。

手元にある最初に渡されたキッチンタイマー(時計などは回収されるため、入室していられる時間を知るための道具である)が鳴り、よたよたと僕は部屋から出て行った。

お店を出る際に、りんごす氏が友人に「お前絶対あの子指名すると思ったわ~好きそうだと思ったモン~」等と会話して盛り上がったのだが、観察店の良い所はこういった風に他人の趣味嗜好が指名する女の子を通してわかりやすい所にあると感じた。なので、もし行く際は誰かを誘って『あいつああいう子が好きなんだな……』と考えたりするのも楽しいと思うので是非観察店に行って下さい。

余談ではあるが、明らかに中の女の子は鏡の向こう側の僕の事が見えていたと思う。そこで、もしりんごす氏の事も見えていたとしたら、鏡越しにロリータ服を着た綺麗な人が現れていきなりチンポを取り出す所を目撃した女の子の気持ちを考えると、とんでもねえな……と感じた。以上である。

 

*  * * * *

池袋編

 

以上であると書いたものの、僕は先述の渋谷での体験が忘れられず、また観察店へと足を運ぶことになる。実は前に書いたおっぱいパブのお店も渋谷の観察店も、一人のフォロワーから教えて頂いたのだが、その方からはもう一つのお店も知らされていた。それが池袋のお店である。

20168月現在では残念ながらそのお店は観察店からJKリフレへの変貌を遂げているのだが、行った当時は観察店だったのだ。こうなるならば早くレポートを書けば良かったと今でも後悔している。なので、一つの指標として読んで頂きたい。

 

僕の悪癖の一つであるのだが、まったくそういうのに興味が無さそうな人、もしくは興味があってもちょっと恥ずかしくてそういうお店にはいけないという純情な人をどうにかこうにかしてお店に連れて行きたがるというものがある。今回もその悪癖が働いた結果であった。

フォロワー(N氏とする)が丁度東京に居ると言うことで、じゃあ一緒にご飯でも食べませんかという話になった。お肉が食べたいと言うことでハンバーグを食べながら、ツイッターの話や普段何するのといった話をしていた。N氏は大学生然とした感じで、真面目な風貌であるのだが、僕の下らないえっちな話でもちゃんと聞いてくれるので、僕は調子に乗ってしまい、ハンバーグ屋さんで人目を憚らず観察店がマジ凄いんスよ……!!!と力説していた。N氏はじゃあ行きます?と言ってくれたので、僕はハァイ!!!!行きましょう!!!!!とがっちり手を握った(握っていない)。

 

池袋のお店は、渋谷よりもこじんまりとしていて、脱法感がとてつもなかった。イカつい顔の店長に料金などの説明を受け、部屋の中に入る。個室の中も狭く、少し暑苦しかった。渋谷のお店にはあったスケッチブックやティッシュ箱などの各種アメニティは存在しておらず、受付にポケットティッシュが置いてあったのを思い出し部屋から出て行ってポケットティッシュを取りに行った。正直、店長にこれからシコりますと宣言しているようで恥ずかしかった。

中にいる女の子は、正直とても若かった。本当に未成年が働いているのでは?と思ったほどだ。渋谷のお店に比べて、垢抜けてない子や、どちらかというとおとなしそうな見た目の子が多い。地域による雰囲気の違いだろうか。東京の民でないのでそのあたりは定かではないが、大分中の女の子の違いは大きく感じた。

 

中の様子は10畳ほどの部屋に本棚や小さめのちゃぶ台が置いてあり、女の子が携帯を弄ったりおしゃべりをしている等、前のお店とほぼ変わらなかった。

さてどの子に指名をしようかなと考えていると、中の女の子達の会話が聞こえてくる。

「そういえばさ~、最近日記のコメントが気持ち悪いんだよねえ」

「え~なに、どういうのなの」

「ん~なんかお前誰だよみたいな感じのコメントがさ~」

と、そのコメントしてる人が聞いたら辛くなって泣いてしまいそうなものだった。すると、横から声が聞こえてくる。丁度鏡に向かってパフォーマンスをしている子だった。

「そういうのコメント出来ないようにすればいいよ~うちもそうしてるし~」

その女の子(みつきちゃんとします)はそう言いながらパフォーマンスを続ける。Y字バランスの姿勢で片足を鏡に乗せながらパンツを見せつけ、股間を鏡に押しつけていた。身体柔らかいな……凄いな……とか、身体はえっちなポーズ取ってるのに普通に中の会話に参加するんだ……なるほど……等色々感じるものがあって、僕はみつきちゃんを指名することに決めた。

 

例によって店長からのコールがかかり、みつきちゃんが僕の鏡の前にやってくる。そして、「みつきです、よろしくおねがいします」とあっさりとした挨拶をした。みつきちゃんは黒髪のロングですらっとした身長の持ち主のセーラー服の女の子だった。渋谷のギャルっぽい感じと打って変わって、おたくが好きそうな女の子と言った風貌だ。

みつきちゃんは座った状態でセーラー服をたくし上げ、ブラジャーを見せてくれた。白だった。おたくが好きそうな奴であった。ブラジャーの中に手を差し込み、指先で乳首を抑えながら、おっぱいをブラジャーからこそりと取り出す。えっやばっおっぱい見えちゃうじゃん!!!!とテンションもうなぎ登りだった。ふるふるとおっぱいを揺らしながら、鏡の前でちろちろと舌を動かす。その間もみつきちゃんの切れ長の瞳はしっかりと僕の方を見ていて、当たり前のように僕はオナニーを始めた。

この時の僕は一つの考えが頭をよぎった。もし鏡の向こうの女の子に“こっち”側が見えてるのなら、おちんちんを鏡に近づけたらどうなるんだろう――と。実験だよ実験!!!という事で実際に僕はおちんちんを鏡に近づけてみたのだ(ちゃんと帰る際には鏡は拭きました)。

結果として、みつきちゃんは明らかに僕の蛮行に気付いていた。何故ならおちんちんを鏡に近づけた時、『仕方ないなあ……』と言わんばかりの呆れた顔をしつつも、片手をおちんちんの方へ持ってきて、指先で鏡をかりかりっ♡としてくれたのだ。爪が鏡越しに僕のおちんちんをなぞる度に快感が走る。実際に触れられている訳でも無いのに、びくんびくんとおちんちんが強ばってしまう。2cmも無い薄い鏡を隔てて綺麗な女の子におちんちんを意識させられているという事実がどうしようもなく僕を興奮させていた。

半分ほど時間が過ぎた頃、みつきちゃんはブラジャーに胸をしまって立ち上がる。少し前屈の姿勢になってスカートを腰の上に捲りあげてショーツを見せてくれた。白だった。おたくが好きそうな奴であった。とてもありがたかった。お尻を少しゆらゆらと揺らして誘惑した後、鏡にぎしぎしっ♡と押しつけてくる。立ちバックだ。むちむちとしたお尻が目の前にあるのも勿論ドえっちなのだが、みつきちゃんの特筆すべきはY字バランスの時にも感じたのだがそのすらりとした脚だった。真っ白ですべすべそうな脚に膝下ほどの紺のソックスを装着して、ぴんと伸ばしたままお尻をぐりぐりと鏡に押しつける際の脚の筋肉の動きがとても良さのあるもので、シコる左手も捗ってしまうと言う物だ。長い髪の毛を首の横に流して、ちらとうなじが見え隠れしているのも見せてくれるのかと思うと匠の技を感じる。おたくが所有している数多のフェチズムをなるべく刺激してくれようとしているような一挙一動が、オカズになってくれているという感じがしてとてもえっちだった。リアルオカズ娘である。お尻と脚を見ながら必死にシコっていたら、みつきちゃんがそろっと指をショーツの中に滑り込ませ、お尻の半分くらいのところまでショーツを下ろし始める。えっやばっ絶対それ見えちゃうじゃん!??!?と思ったが絶妙な位置でショーツを止めて、尻たぶをむにぃ♡っと掴んで柔らかさを見せつけてくる。見せてはいけない所は見せずにシコらせてくるプロの仕業だった。先程の呆れたようなみつきちゃんの表情を思い出すと、『ほら、お尻オカズにしても良いですからさっさと射精して下さい』『こっちも仕事なんで時間内は好きに見ても良いですよ、鏡越しですけど』と言われている妄想に浸って、堤防が決壊するように射精していた。

ごめんなさいっ♡女の子のお尻見ながらお尻に勝手に擦り付ける妄想しながら射精しますっ♡♡鏡越しなのにお射精ぱんつに染みこませる妄想でイっちゃいますっ♡♡うぅっ……♡♡♡

 

びゅーっ♡びゅぐっ♡♡びゅっ♡びゅぅっ……♡♡♡と硬いポケットティッシュの中に射精して、一杯一杯になっていたところでキッチンタイマーが鳴って、みつきちゃんが居住まいを正し、「指名ありがとうございました、また指名して下さい」と心にも無さそうな風で挨拶をして戻っていく。僕はそれを見ながら『立ちバックのフリしてくれてたのに普通にお尻に擦り付ける妄想で射精してたな……冷静に考えると勿体ないのかも知れない……いや勿体ないってなにが勿体ないんだ……』と反省会を行っていた。やる気がなさげに見えてパフォーマンスはきっちり手を抜かないでシコらせてくるそのギャップがたまらない子だった。

 

二人目の女の子をどの子にしようかと物色していると、ふと一人の女の子が目に留まった。黒髪ボブカットでメガネをかけていて、白いシャツの大人しそうな(おたくの好きそうな)女の子だった(さおりちゃんとします)。

さおりちゃんは、待機中部屋の中で、なにやら本を読んでいたのだが、それが英語のテキストのように見えた。

高校英語のように見える。

高校英語である。

僕は三度見した。つまりそれはそういう事なのかいと。本当なのかいと。小道具だとしたら気合い入ってますねと。

迷わず指名した。

 

さおりちゃんが呼ばれると、テキストを鞄の中に仕舞い込み、鏡の前にやってくる。

「えっと、さおりです、よろしくお願いします……」と辛気くさそうにお辞儀をし(こちら側が見えないという事になっているのは分かっているのだが、何故かお辞儀をされるとこちらもつられてお辞儀を返してしまう。本気で。体験してほしい)、こっちに向かって正座をする。慣れていなさそうなたどたどしい感じが良いな……と思っていると、さおりちゃんはシャツのボタンを外して胸を見せてくれた。うっすらと透けては居たが黒いブラジャーだった。大きかった。Eカップくらいあるのではなかろうか。エロ漫画にありがちな地味な女の子が実はえっちみたいな感じのスペックだ。さおりちゃんは心なしか顔を少し赤くし、こっちの目を見ながら、親指と人差し指で輪っかを作り、鏡に向かってしゅっ♡しゅっ♡とピストン運動を始める。エア手コキだった。僕は面食らった。精々下着を見せてちょっとえっちなポーズを取るくらいしか知らなさそうな女の子(おたくらしい偏見)が、普通に性行為を彷彿とさせる行動をとるという事は、つまりそういう事を知識として知っていると言うことで、さおりちゃんのあどけない見た目と相まって、あっなるほどね……となってしまった。エア手コキしている位置までちんちんを持って行って、手の動きと連動して自分もオナニーを始めると、さおりちゃんに手コキされているような錯覚で、気持ちが良い。もはや遠隔体験風俗だと思う。

僕の目を見ていたさおりちゃんは、おちんちんを鏡に近づけると、視線がおちんちんの方に移っていった(やはり絶対見えていると思う)。おちんちんをまじまじと見ながら、さおりちゃんの顔が更に鏡に近づいて、口をえぁ♡、と開けて手の動きが更に速くなる。さおりちゃんのお顔に精子を撒き散らす妄想をするとそれだけで射精しそうになった(更に言えば手の動きが結構速くてそれと連動して動かしていたら普通に射精しそうになっていた)が、まだ時間が余っていたのでここで射精したら勿体ないと思い、一旦おちんちんを鏡から離して休憩すると、さおりちゃんが我に返ったように手の動きを止めて、恥ずかしそうに正座の姿勢に戻ってキッチンタイマーの時間を確認していた(可愛かった)。

さおりちゃんはクッションを持って後ろに振り向き、四つん這いになってスカートを腰にまくり上げた。黒いTバックだった。お尻の肉が丸見えだった。完全にエロ漫画にありがちな地味な女の子が実はえっちだったみたいな感じの奴であった。なんだこれは……彼氏の趣味かよ……こんな女の子にこんな下着穿かせてるのかよ……許せねえ……と義憤に駆られながら僕はバキバキに勃起していた。おちんちんは正直である。

四つん這いになった後、クッションを胸元に置いてぺたりと上半身を床に這わせつつも、お尻はくいっ♡と上げた状態で、『みてください……♡』とばかりにふりふりっ♡と上下に揺らしてアピールしてくる。シャツが若干汗ばんでおり背中のラインも浮き彫りとなっていて、とてつもなく扇情的だった。個室の中のクーラーの効きも悪く暑いのもあって、僕は息を荒げながらオナニーを再開していた。

さおりちゃんがお尻を鏡に押しつけると、いよいよもってバックの様相を表し始める。布地がお尻の谷間に食い込んでいて尻肉は丸出しになっているので、鏡に押しつけると尻肉がぐにぃ♡と形を変えて鏡に広がる。ガラスお尻押しつけシチュだった。この鏡がなければお尻に直接おちんちん擦り付けれるのに……くそぉ……と悔しくなりながらシコシコしていると、さおりちゃんが待機中テキストを読んでいた隣で携帯を弄っていた女の子がさおりちゃんの方を見ながらにやにやしていた。友人だろうか。冷静になって考えるとこうやって女の子がえっちなパフォーマンスをしている間もその女の子の姿は中の女の子に見えているわけで、後ろを振り向くとそんな友人と顔を合わせることになるわけで、要するに途轍もなく恥ずかしそうだと思った。一種の露出プレイというか、第三者に見られながらオナニーしているようなもので、僕は既に我慢の寸前だった。そこに、さおりちゃんがとどめを刺すように、『どうぞ♡』とお尻の肉を持ってぐいぃっ♡っと左右に広げる。お尻の穴が見えそうだった。というかほぼ皺のようなものが広がって見えていた。ギリギリアウトだった。僕はあっさりと誘惑に負けて、びゅぐびゅぐっ♡と射精していた。

 

タイマーが鳴り、正座でこちらに向き直って、「ご指名ありがとうございました……♡」とさおりちゃんは言った。その後もゆっくりとシャツのボタンを付け直して、先程にやにやと笑っていた友人の所に戻ってちょっと肩を叩いたりなどしていた。なるほど……となった。ワビサビのある光景である。えっちな事の非日常と普段の日常の曖昧な切り替わりの瞬間が、良さのあることであった。

 

指名権も早めに使い果たしてだらだらと待っていると、N氏がとある女の子を指名していた。明らかにやる気の無さそうな、少し芋っぽい感じの女の子である。そういう子も居るのか……そしてその子を指名していくのか……と印象に残って、お店を出てからN氏にどうしてあの子を指名したの?と聞いてみると、「いや……なんかああいうやる気ない女の子がどんな事するのか気になるじゃないですか」「あとああいう子にそういう事をやらせるのって楽しそうじゃないですか」と言っていた。探求者であった。僕は完全におちんちんだけでモノを考えて女の子を見ている中、そういう視点もあるんだなと妙な敗北感に打ち拉がれながら、僕達はその場を後にした。

完全に無理矢理誘った形ではあったが、N氏が楽しんでくれていたなら幸いである。

*  * * * *

日本橋

 

僕が北海道から引っ越してから、とある方(W氏とする)と大阪で遊ぼうという話になった。僕はあまり大阪に慣れてないのでW氏に色々ついて行く形になったのだが、W氏はカメラが欲しいと言う事で日本橋へと向かう。日本橋は所謂電気街で、東京で言う秋葉原である。町を歩いているとカードゲームショップやメイドカフェ、ゲームセンターなど様々な娯楽施設があった。電気屋へ歩いて行く最中、僕はとある看板に目を惹かれる。観察店である。某スクールアイドルアニメにクリソツな名前をしている。関西にも存在していることは知っていたがここにあったのか……と感動してしまった。大阪はどちらかというとリフレ店が有名であり、観察店はそこまで話を聞かなかったのだが、どれほどのものなのかとても気になってしまった。

歩き疲れて喫茶店で休もうという話になり、そこでココアを飲みながら、W氏に話しかける。前から言ってた観察店、行ってみたくないですか、と。W氏は「え~アレただ見るだけなんでしょ~」とあまり乗り気ではなかったモノの、必死な説得の賜物で、観察店に足を運ぶ次第になったのである。

 

コスプレをしたお姉さんやメイド服を着た女の子が呼び込みをしている道を歩いて、店のあるビルへ入っていく。丁度時間が開店してすぐだったので、待ち時間も無くスムーズに入ることが出来た。店員さんは東京の人よりも人懐こく、関西人らしく店の説明を始めていく。女の子を見ながら“癒される”お店なんです~と説明する際、癒されるの時に完全に手コキのジェスチャーをしていた。そこまであからさまなのかよ!!!と思わず言ってしまいそうになったが、曖昧な笑みで話を聞いていた。店員さんからは80分二回指名のコースを激推しされたのだが、金銭や時間等の問題も相まって、初見さんを対象とした50分で指名一回オプション一つ無料券のコースを選択した。

オプションには様々なものが存在していた。僕が一番実用性の高いと思ったオプションはスタイルシートというもので、10分間の指名時間の間、指定のポーズを取って貰えるというモノだ。紙には立ちバックやらキスやらパイズリやら色々書いてある。キスはともかく立ちバックて。パイズリて。モロにもモロであった。他にもソーセージを使用したパフォーマンス(人気らしい)、メガネをかける、ストッキングを着用する、クリームを塗る、電動マッサージ機の使用(?)、とびっこ(?!)等が並んでいた。とびっこってもうそれ……大丈夫なのか……と思ったが、許可を取ってるから大丈夫ですとお店には書いてある。安心だネ!

部屋の中に入ると、個室も大部屋も東京の店とほぼ変わらないようなレイアウトだった。本棚やちゃぶ台が中には置いてあり、個室の中には座布団がぽつんと置いてある。

今回は店員さんからパウチされた女の子のプロフィールカードを渡されていた。ナンバーと名前が書いており、好きなものやアピールポイントなどが書いてある。おっぱいに自信あります♡などと書いてあるものもあって、読んでいるだけで中々ムラムラするものもあった。これを見た感じ中々人は多そうなのだが、開店直後なのも相まって中には二人しか女の子が居なかった。

中にいる二人の女の子も悪くはないのだが、待機中の雰囲気からして、あまり楽しそうな事は起きなさそうな感じであった。今までの2回の経験が僕を確かに強くしてくれている。慌てるんじゃない……たとえ50分しかないとは言え、指名の時間は10分……一度しかないのならここで使うのは時期尚早だ……と自分に言い聞かせ、他の女の子が来るのを待つ。

15分ほどした頃であろうか。何人か新しい女の子が入ってくる。私服の姿が少しだけ見えたが、そこにはおたくの好きそうな美少女が存在していた。

待った甲斐があったもんだぜ……!!その女の子(しほちゃんとします)がシャツに着替えて入ってくるのを見て、僕は即座に指名をする決意に満たされた。この世は殺るか殺られるかである。

 

しほちゃんは他の女の子にも人気のようで、中に入った途端に色々と話しかけられていた。アイドルのような存在である。黒髪をツインテールに纏め、ぱちくりとした目とぷりんとした唇で、ふっくらとした頬にもっちり大きいお胸が小さめの身体に搭載されていた。巨乳になった矢沢先輩のようである。ぺらぺらとパウチを捲るとどうやら新人のようで、初々しい挙動がまた眩しい。おたくが好きそうなアニメに出てきそうな美少女という感じだった。僕も大好きである。セックスの権化だった。

指名をしようと店員さんの所に向かう途中、邪念が一つ頭に浮かんでくる。無料オプション分でスタイルシートを使うのは確定として、ここまでオプションがあるなら何か一つつけてみたい……と。そう考えてからの行動は早かった。ロッカーに預けた荷物の中から財布を取り出し、1000円札と一緒にオプション券を渡す。

「すいません、スタイルシートと魚肉ソーセージお願いします!」

と、気持ち一杯爽やかに伝えた。

 

個室に戻るとしほちゃんが店員さんからスタイルシートを渡されていたらしく、ふむふむと読んだ後、横にある冷蔵庫からばたりと魚肉ソーセージを取り出して、僕の目の前にやってくる。下にはタオルを敷いて、ぺたりとその場に座り込む。

「はじめまして~♡しほで~す♡新人なので至らない所もあるかもしれませんが、がんばりますのでよろしくおねがいします♡」

と挨拶をし、お辞儀をする(つられる)。これも媚びるような甘い声で、あっこれ絶対おたくが好きな奴だな……好きだ……と洗脳されていた。シャツのボタンをぷちぷちと外し、ピンク色のブラジャーに包まれたおっぱいをむにぃ♡と腕を使って寄せてあげてくれた。自慰を強要されているようなものであった。僕が指定した通り、まずパイズリパフォーマンスをしてくれる。両手で胸を掴んでむにむにと掴んだり、寄せた状態でおっぱいを鏡に押しつけてくれた。身長の割にかなり大きいおっぱいなので、迫力が凄かった。ドえっちだった。さらには先程の魚肉ソーセージを谷間に挟んで、ふるふるっ♡と揺らしてくれる。なるほどそうやって使うのか……魚肉ソーセージは僕だったんだな……と感動しながら、シコシコとおちんちんを刺激し続ける。

そのまま今度は魚肉ソーセージを剝いて、先っぽを咥え始める。おフェラパフォーマンスだ。「ぁ~……♡」だとか「んっ……♡」だとか、小さく声を漏らしてくれているのが聞こえてきて、余計興奮が煽られる。サービス満点である。スタイルシートを使うと細かく時間指定を行うことが出来るので、様々な誘惑パフォーマンスを受けれるのは、やはり最高であることは間違い無かった。

座ったまま今度は脚を広げ、ぱんつを見せてくれた。綿製のやわらかそうな素材で出来たものだった。魚肉ソーセージを口から外し、今度はフィルムで包まれた方をぐりぐりと恥部に擦り付けながら、僕の目を見ながら指を咥えて疑似フェラを続けてくれた。

フェラが終わると今度は後ろを向いて四つん這いになる。パンツを食い込ませて尻たぶを出してから、ぎしぎしっ♡と鏡に押しつける。そのまま魚肉ソーセージはしほちゃんの股間を刺激し続けていて、綿の下着は少し湿っているように見えた。夢中になってオナニーしていると、中の女の子がしほちゃんに向かって「わ~♡今日のぱんつかわい~♡」「すご~い♡しほちゃんはげし~♡」だとかヤジが飛んでくる。初めての体験だった。今までパフォーマンス中に普通に話したりにやにやと見たりしていることはあったが、待機中の女の子がパフォーマンス自体に言及している光景を目の当たりにしたのは初めてであった。僕は今までパフォーマンス自体には触れないお約束があるのかと思っていたが、ここでは違うらしい。流石関西である。しほちゃんは「も~!やめてよ~!」と言いながらも、パフォーマンスは続けてくれる。凄いシチュエーションだ。DLsiteにあるような“セックスが当たり前になった世界でなんちゃらかんちゃら”のような状態である。

そんな事を考えていたら、時間も残り少しである。しほちゃんは最後のパフォーマンスに移っていく。再び鏡に向き直り、すすと鏡に近づいて、ちょいちょいと手を振ってこちらを招いてくる。

鏡に近づくと、鏡に思い切りキスをし始めた。僕は驚いた。今までキスのフリをしてくる女の子は居ても、普通に鏡に唇を接触させてくる子は居なかった。瑞々しい唇がむちゅっ♡と鏡にくっつき、離れる。リップのようなモノは塗っているようで、鏡に残った唇の跡がまたえっちだった。唇が鏡から離れる時の音まで聞こえてきて、インモラルである。僕は辛抱溜まらず、立ち上がってがに股になり、しほちゃんがキスしている所におちんちんをくっつけてしまった(後で拭きました)。

目の前(所謂先程までの僕の目の高さの位置)を見ていたしほちゃんが、姿勢を変えた僕の目をちら、と見てきたような気がした。一瞬上目遣いになった後、またとろりとした目になって、今度はおちんちんを見ながらキスを再び始める。やっぱりこれ見えてるんじゃ……観察されているのは実は女の子ではなく僕の方なのでは……?と思いながら、それでもと開き直っておちんちんをくっつけながらオナニーを続けた。美少女の唇におちんちんをキスさせてる妄想に浸りながら、僕は高まっていく。

最後の30秒ほどであろうか、しほちゃんは鏡に対するキスをやめて、口をあーん♡と開きながら、両手を受け皿のようにして、僕を見てくる。射精待ちのポーズだった。AVとかで見る奴だった。僕はもう限界になって、しほちゃんの可愛いお顔に精子を撒き散らかす幻視をしながら、ティッシュに向かって射精していた。

びゅ~~っ……♡♡びゅぐっ♡びゅっ♡どぴゅっ♡♡びゅっ♡♡びぐっ♡♡びゅっ……♡♡♡ぴくっ……♡♡♡

 

満足のいく射精をしてぐったりしている僕に対して、しほちゃんは挨拶をしてくる。

「今日はご指名ありがとうございました♡えっと、ソーセージをオプションで使われる方って大体初めての方だと思うんですけど、いかがでしたか?♡もし気に入って頂けたなら、また指名してくれると嬉しいです♡今日はお暑いので気をつけてお帰り下さい♡」と、今までの観察店よりずっと長い終わりの言葉を頂き、鏡を拭いて去っていった。感想としては、二年前に行った東京のお店よりもずっと過激だったので、日本橋のお店が凄かったのか、はたまたこの二年間で観察ビジネスがリフレに押され気味なのを受けてサービスが過剰になってきているのかは定かでは無いが、とても良いモノであったのは間違い無かった。

 

諸々を終えて、店の外に置いてあるゴミ箱にティッシュを投げ入れ、外でW氏とだらだらと感想戦をする。絶対しほちゃん彼氏居るよね……彼氏いるような女の子がこういうところで働いてるって考えるとワクワクしますよね……だとかそういう下らない話をしながら、近くにあるレトロゲームショップを見て回った。中におたくカップルらしき二人組が居て、店の中で人の目を憚らずイチャイチャしてたのだが、男が彼女らしき女の子のお尻を触っていた。マジかと思ってガン見していたら、他の客が大声で「なんやアレ!!ケツ触っとるやん!!!」と僕の気持ちを代弁するかのように叫んでいた。

観察店然りこの現場しかり、おたくの性的欲求が現実の女の子に向かいやすくなっているのがよくわかる事であった。ただやはり人の目に付くと色々と良くないと思うので、僕としては個室の中で女の子に“癒される”観察店、オススメしたいと思う。以上です。

 

ななふし君東京風俗体験記~最高の夏にしようぜ~(セクキャバ編)

(※この記事は元々4,5年前にtumblrに投稿してた記事です。tumblrだと管理がめんどくさくてこっちに編集したものなので何卒宜しくお願いします。)(今見ると結構文章が恥ずかしい)

 

8月中旬、暑い日差しが降り注ぐ中、僕は東京に向かっていた。

毎年この時期に東京に向かう理由というのはコミックマーケットに参加することであったが、今回は違っていた。

前々から気になっていた形態のお店に足を運びたかったのである。ひとつは『セクシーキャバクラ』、もうひとつが『JK見学店』だ。

セクシーキャバクラというとあまり聞き覚えがないかもしれないが、要するにおっぱいパブで、暗い部屋の中で女の人のおっぱいをさわったりべろちゅー出来たりするお店だ。

JK見学店とは一時期摘発の騒ぎが起きた形態の店で、マジックミラー越しに女の子を見ながら個室で過ごせる、というお店だ。

JK見学店は某掲示板やTwitterで色々と話を聞いていて、オリンピックに向けて取り締まりは強化されるかもしれないので(※2020年現在ではオリンピックが中止延期になってしまった。見学店はコロナ騒ぎでも安全な形態なのでもう一度流行って欲しい)、もう今しか行くチャンスは無い!と思い、ずっと悶々とした気持ちを抱えていた。

今回のレポートではセクキャバで体験したことを書いていこうと思う。

 

なお、このレポートは自分が後で見返してこの体験を思い出し、シコる用の文章なので整った形を成さない。注意されたし。

 

* * *

 

813日に鈍行列車を乗り継いで北海道から東京に到着し(東日本パスという6日間東日本JRが乗り放題で一万円という切符がある、この切符を使っていたことが後々帰宅についての結果を左右してしまった)(※2020年現在では急行はまなすが無いのでこれをすることができない)、池袋の友人宅に泊めさせてもらい、身体を休めた。

翌日、僕は計画を実行に移していく。フォロワーの方から教えていただいたお店の場所を調べ、開店時間までだらだらと友人宅で時間を潰していた。

僕はここで「せっかく東京来たんだし一人で遊ぶのもなんか寂しいよな……」と思い、東京にいる下世話な話が大好きなもう一人の友人を誘おう、と思い至り連絡をした。

 

「○○君、おっぱいパブとか行った事ある? もうすんごいらしいんだぜ」

「えー、俺別にいいよ、行った事ないけど最後までないんでしょ?」

「いや!その焦らされてる感じがたまらないんだよ!耳とか乳首とか弄られたくない?」

「そんなにMって訳でもないしなあ……急な話だし別に今じゃなくてもって感じだわ」

「そんな~、俺が東京に居るの月曜日までだしせっかくだから一緒に行こうよ~」

「う~~ん……」

「今日は木曜日だし、金土日とかだと休みの人とか仕事を終えたはしゃいだ人達が沢山おっぱい舐めに来るわけだから行くなら平日の今日しかないでしょ」

「やっぱ行こう!!!!」

という具合だ。自分もそのはしゃいだ人のクチなのに大した言い分である。合流してから聞いた話なのだが、彼は当日スロットで当てていたらしく、金ならあるぜ!と意気込んでいた。あんなに渋っていたのに。

 

しばらく押し問答が続いていたので開店時間を若干過ぎてしまったが、歩くのがかったるいという友人の言を受けタクシーを使う事で道を迷うこともなく店に到着した。

 

欲望の街、歌舞伎町だ。

 

エレベーターを上がって扉が開くと目の前で既に三人くらいが椅子に座り待っていた。かなり狭い。そもそも待合室とかそういうのが無いのか?と思ったがすぐに愛想の良さそうな店員が現れ、お店のルールを説明し、ここは初めてかどうか、指名はあるか、待つ間の飲み物の注文があるか聞いてきた(特殊なお酒以外基本料金に飲み物は含まれているそうだ)。

僕も友人も初めてだったので指名はせずフリーで入り、料金を支払い椅子で座って待っていた。待っている間、料金表やらパネルに貼られた女性達の写真を見ていると、いよいよ本当に来てしまったんだな……と自覚してしまい、滅茶苦茶に緊張して吐き気と震えが止まらなくなって挙動不審に友人相手に下らない事を喋り倒していたらついに時間が来た。

 

友人と僕が店員に呼ばれ、薄暗い店内へ入っていく。一部が軽くカーテンなどで仕切られている場所もあるが、基本立っていれば全体を見渡せるようなつくりになっていて、そこかしこで女性達が男の人達と密着していた。

入り口から出てすぐのソファに案内され(ここで友人と別れた、といってもすぐ近くの別のソファに案内されていたので会話しようと思えば簡単に出来る距離だ)、少しの間待つように言われた。震えた手でグラスのお茶を煽ると、隣から男女の会話が聞こえてきたので露骨にならない程度にちら、とそこを見る。

すぐ横で、セミロングで茶髪の若そうな女の子がYシャツを着た中年の男性の膝に乗りながら話しかけていた。鼻をすりすりと男性の首筋に擦り付け、まるで小動物のようである。室内に軽く音楽が流れていたのと、そこかしこで話し声が聞こえてくるので正確な内容ではないが、おおよそこのような感じだった。

 

「久しぶりですね、ご主人様しばらく来なかったので、寂しかったです……」

「仕事で忙しかったからね、でもようやく○○ちゃんの顔が見れてよかったよ」

「はい、今日もたぁくさん甘えさせてくださいね……♡」

 

そう言いながら女性は男性の首に腕を回し、目を閉じて唇を重ねていた。その後すぐにぴちゃぴちゃと水音が隣に聞こえてくるくらいの激しいキスをしていた。

うわあ、すごい、ほんとにべろちゅーしてる……と間違いなく血走っていた目で出歯亀していたら、店員さんが女性を連れて僕の元へやってきた。その女性は僕の足元へやってきて跪き、にこりと笑いながら名刺を手渡してきた。

 

「さなえといいます、よろしくお願いしますね、ご主人様♡」

「あ、あ、はい、よろしくおねがいします」

 

元々このお店はメイドセクキャバというコンセプトだそうなのだが、夏のイベントということでメイドのコンセプトをガン無視し、太ももが丸出しになった改造浴衣の格好で彼女は挨拶してきた(一応ソレでもご主人様ということらしい)。

ふんわりとした内巻きの髪型で、眼鏡をかけたお姉さん、という感じの人だった。あまり期待すると後でがっかりするかもしれない、と心構えをしていたのだが、予想をはるかに上回った美人のおねいさんが現れて、完全にキモータのような反応をしてしまった。そもそもキモータだった。

 

ちなみにレポートに書かれる女性の名前は諸事情により全て適当に考えた偽名である。ねんのため。

「お膝の上に乗ってもよろしいですか……?」と聞かれたので、ぶんぶんと頷くと、ゆっくりと僕の太ももに女性の柔らかさと体温を感じた。そして、さなえさんは僕の目をじっ、と見つめながら微笑む。

普段まるで女性と会話をしないので、顔を合わせるだけでとてつもなく恥ずかしくなり、せっかく目を見てくれているのにも関わらず僕は俯いてしまった。

すると、さなえさんは両手を僕の顔に添えてくい、と上を向かせる。目の前にさなえさんの顔があった。恥ずかしさで何も言えず情けなく口を半開きにして呆然としていると、ゆっくりとさなえさんの顔が近づいてきて、何も言わずにディープキスをしてくる。

ディープキスは基本的に金銭を支払った上で決められた部屋、決められた時間の中で女性にしていただく、という経験(しかも数えられるほど)しか無かったのだが、その中でも一番に上手だった(このお店でも沢山のべろちゅーをしたが、やはりさなえさんが一番だった)。

 

ぶじゅっ♡♡ぐりゅ、ぢゅっ♡♡♡とえっちな音を響かせながら、さなえさんの舌が僕の口の中へどんどん侵入していく。口の中を貫通して脳みそまでどろどろにされるようだった。蕩けているとさなえさんの細い指がするすると僕の耳の中へ入っていき、くりくり♡とかき回す。中側と外側、両方から頭のなかを蹂躙され、脳みそは完全にピンク色だった。さなえさんの露出した、やわらかいな太ももを浅ましく両手で弄り、全身で気持ちよくなろうと必死になった。

そうしていると店員さんがさなえさんの肩をトントンと叩く。どうやら指名されたらしい。さなえさんは膝の上からゆっくりと降りると再び跪き、「もし良かったら指名してくれるとうれしいです、たくさん楽しんでいってくださいね♡」と言って僕の元から去っていった。楽しい時間はあっという間に過ぎていくというけれど、それにしても本当にあっという間だったな……と思って時計を見ると、正味五分程度の時間しか過ぎていなかった。基本コースは四十分で、大体二人から三人の嬢が当たるそうなのだが、それでも短い。本当に人気があるらしい。

二回目からは基本コース料金が安くなると店員さんから聞いていたので、明日また来て絶対指名しよう……と考えながら、火照る身体を冷まそうと飲み物を飲んで落ち着いた。

 

少しの間待っていると別の女性が現れた。ありささんという。肉付きの良い女の人で、全身が柔らかそうだった。お姉さんというよりお姉ちゃんという感じだ。挨拶をされながら名刺を受け取ると、ソファの隣に腰掛けてくる。

ありささんは僕の腕を取り、胸の間に抱え込むようにして太ももの中に僕の手を入れてくる。手のひらや手の甲からむにむにとした圧力がとても気持ちいい。

お客さんどこから来たの~?やら、こういうお店初めて~?といった質問をされ、答えているとおもむろに耳元に息をふうっと吹きかけられた。僕はオナニーする時、自分で声を出してその情けなさで深みに入っていくタイプのキモータだったので、快感に素直に喘ぎ声を漏らしていた。するとふふっとありささんは笑って、「キミ、こういうの好きなの?ひょっとしてM?」と聞いてきた。嘘をついても仕方ないし、正直責められたくてこの店に来たので、「あ、ウス、そういうの大好きです、はい」と答えていた。

「そっかあ、じゃあ、こういうのも好き……?♡」と言われると、ありささんの手が僕のシャツの上から乳首のあるあたりをゆっくりと撫でる。ううっ……好きです……とか言っていると、彼女は嬉しそうに笑いながら、手がシャツの下に潜り込み、這い回る。「ね、耳舐めてもいい……?」って聞かれたのでこくりと頷くと、耳の外側がゆっくりと口の中に含まれていた。

乳首を指でこねくり回されているうちに、むずむずと気持ちよくなってきて段々腰が浮いてくる。そうして腰が浮いているとその内にソファからずり落ちそうになってしまい、「もお、じっとしてよ……♡」と叱られる。なんだこれは。天国か。

「そういえばおっぱいも触れるけど触らないの?それとももこのままされるのがいい?」と言われ、そういえばここおっぱいパブじゃん!!おっぱい全然触ってねえ!!!と気付いたので、せっかくだから頂くことにする。お願いしますと頼むとありささんは僕の横から、ソファの上に膝立ちになって、おっぱいを僕の顔のところへ持ってきた。

「いいよ、沢山触って……♡」と言って浴衣を肩から肌蹴させて、ありささんは僕を誘惑する。目の前におっぱいがある!!ヤバイ!!!

乳首や耳を弄られて思考を鈍らせていた僕は、すぐそこにあるおっぱいにむしゃぶりついた。何も考えられず、とにかくより近くで体温を感じたくて、腰に腕を回して抱きつくと、「甘えんぼだねえ……♡」と言って、ありささんはよしよし僕の頭を撫でてくれた。最高だった。

暫くそうやって頭を撫でられながらおっぱいを吸っていると、ありささんの肩が店員さんに叩かれた。時間らしい。おっぱいから口を離すと、僕の上から離れ、「それじゃ、またね♡」と言ってありささんは去っていく。

おねショタが大好きだった僕だが、まさかそんなおねショタ的体験を出来るとは思っていなかった。完全にさっきまでの僕は中学1年生くらいの男の子へとトランスしていた。うだつのあがらない残念なキモータは居なかったのだ。

 

乱れていた吐息を落ち着かせながらお茶を飲んでいると、店内から女の子が引けていく。一旦休憩のようなものなのだろうか?ふと友人の方のソファを見ると、目の前に居るおじさんと楽しそうに話していた(場所が狭いので向かい合わせになっているソファも結構あって、そこのソファはちょうど友人とおじさんが対面していた。自分の身に起きると気まずそうだなあと思った)。

僕がぼーっと友人の方を見ていると友人が目線に気付いたらしく、こっちを向いたので話しかける。

「ちょっとちょっと、調子はどうよ」

「いやあ、来たら絶対楽しくなっちゃうと思ってたけど、めちゃんこ楽しいねコレ!」

「だよなあ、来てよかったわ……」

と下世話な話をしていると、店内にまたぞろぞろと女性達が現れてきた。僕の目の前にも一人の女の人がやってくる。ポニーテールにした学生のみたいな女の子で、とても若く感じた。めいちゃんという。

 

めいちゃんは隣に座ると自分が新人であることを話してきた。へえ~っと思いながら会話をしていると、どんどん時間が過ぎていく。この時今まで二人の女の人は完全に受け身の僕に対して自分から色々とシてくれていたんだと気付いた。見るからに童貞っぽい人には、とりあえずしてほしそうな事をしてあげようみたいなマニュアルがあるのだろうか。多分めいちゃんは、新人なので何をしたらいいかわからず、それでとりあえず会話に徹していたのでは?と思った(単純に僕が気持ち悪かったのでなにもしたくなかったという説もある)。

そうして、自分から何か要求するのも気が引けていたのと、今までの体験でどっと疲れていたので休憩に当てようと思い、だらだらと会話をしているとめいちゃんも店員さんに呼ばれていった。こういう事もあると思った。

 

ぼーっと友人が女の人に乗られて唇を貪られているのを眺めながら待っていると(なんか友人のいけないところを見てしまっているようで興奮した)、四人目の女の人が現れた。

「みみでーす♡よろしゅうなぁ♡」

髪の毛がとても明るくショートで、いかにもギャルっぽい感じの人だった。ギャル系の女性は凄いツボだったので、脳内が外人四コマみたいに盛り上がっていた。

横に座ってきて色々と会話をする。関西弁だったのが気になったのでどこの出身の人なのかなあと思い聞くと、どうやら京都の人らしい。ちなみに会話した内容を一字一句覚えているわけではないので、関西弁が怪しくてもご容赦していただきたい。おおよそのニュアンスで捉えていただけると幸いである。

「もー、さっきトイレ行くところ見てたやん、恥ずかしいわぁ!」などと盛り上がっていると(めいちゃんと話している時に見た、自分の目の前にトイレがあったので出てくるときに目があった)、すうっと耳元に顔を近づけて、「ね、やっぱこういうお店来たって事はぁ……えっちなこと、すきなん?♡」と囁いてきた。そして、ズボンの上から軽くちんちんをさすさすっ♡と擦ってくる。

えっ、ちんちんとか触って大丈夫なの、いやでも偉大な先人たちのレポートを見るとそういう事があると期待してたフシはあったけど、でも目の前に店員さんとか見てるけど怒られないかな、とビクビクしながら店員さんのほうを伺うと明らかにこっちの方を見ているけれど特に何かを言われるわけでもないので、おそらくセーフらしい。

ギャル系のお姉さんにはんなりとした関西弁で誘惑されるという、性癖にストライクな行為をされて完全にえっちなスイッチが入ってしまい、情けなく喘ぎ声をあげてしまう。

 

はい……僕Mなんです……と答えると(今考えると聞かれたことに答えていないし頭の悪さが全開だった)、みみさんは「へえー、そうなんやぁ♡」と言うと、思いっきり舌を耳の中にねじ込んできた。

じゅ~~っ♡♡♡ぐじゅぐじゅっ♡♡♡ぢゅりゅっ♡べちゃっ♡くりゅくりゅっ♡♡

えっちでしかない音が頭のなかに反響して、とろとろに溶けていく。気持ちよすぎて身体がびくびくする。耳の中をぐりぐりと舐められている間も、みみさんの手は僕のちんちんをズボンの上からすりっ♡すりっ♡と擦っていて、バキバキにちんちんが勃起していた。

あくまでズボンの上から(しかもジーパンだったので硬い布越しだった、柔らかい素材のズボンにしておけばよかったと後悔していた)の刺激に、僕はもどかしく身体を震わせながら、横にいるみみさんにしがみついて快楽を貪った。そうしていると、ちんちんを擦っていた手がゆっくりと上がっていき、僕のシャツの下に潜り込む。火照った身体を撫で回したかと思うと、乳首をついに探し当ててくりくりっ♡♡♡とつまんで刺激を与えてきた。

ううっ♡♡ふう、うっ♡♡♡と情けない喘ぎ声を上げてしまう。めちゃくちゃに気持ちいい。じんじんと乳首から快感が脳へ行き、その快感がちんちんへと連絡されて、触られても居ないのにきゅんきゅんっ♡とちんちんにもどかしい気持ちよさが伝わる。

耳が舐められるのが終わったと思うと、みみさんに名前を聞かれる。「ななふし(本名)です」と答えると「ななちゃん(名前の上の二文字を取って)……♡」と横を向かされて思い切りべろちゅーされる。その間にも乳首がぐりぐり♡と強めに捻られるので、気持よくて身体が自然と震えてしまう。そうするとそうやって動くのを防ぐためにみみさんにぐいっと抱き寄せられて、より密着した状態で深く舌を口の中へねじ込まれる。じゅぽっ♡じゅぽっ♡♡と僕の舌が吸い付かれ、何もかもわけがわからなくなっていた。

そうして脳みそがバカになっているところに、店員さんが現れた。みみさんが一旦顔を離すが、しかし僕が店員さんと話す間もぺろぺろと首筋を舐めて来る(正直話している間に喘ぎ声が漏れそうになって滅茶苦茶恥ずかしかった)。

「お客様、そろそろお時間となっているのですがいかが致しますでしょうか?」と聞かれ、どろどろになっていた頭が少し冷静になる。元々延長する気は無かった上にもし延長すると値段が高くつく。東京について二日目なのでこれからも食事やら何やらでお金がかかるので無駄な出費は抑えたい……行くとしても今は引いて後日改めた方が安く済むし、流石になあ……

「ご友人の方は延長されたそうですよ!いかがですか?」と強く延長を薦めてくる店員さん相手にそれでも悩んでいると、みみさんがまた顔を耳元へ持って行き、囁く。

「ねえ……♡うち、もっとななちゃんと一緒に居たいなあ……?♡」

そうしてまた耳の中にじゅくじゅくっ♡と舌が突っ込まれ、指が僕のちんちんを擦ってくる。この時点で僕は、「本当は帰りは飛行機で帰る予定だったけど、その飛行機の切符料金をここで使って行きに使った切符の期限内で例年通り鈍行電車で帰ればいいか……!?」とかなり揺らいでいた。するとダメ押しにみみさんはまた囁く。

「ななちゃんはぁ、……もっと“気持ちよく”、なりたくなぁい……?♡♡♡」

 

即座に延長しますと答えた。

 

仕方ないのだ。えっちなお姉さんに誘惑されるシチュエーションの小説等でシコり散らかしているキモータにとって、そんな妄想が具現化されたような体験をしてしまえば我慢が出来るはずが無かった。“気持ちよく”のところにアクセントを置いた発言に、どうしても邪な考えが首をもたげ、ちんちんが気持ちよくなりたいだけで完全に流されていた。そもそも今年は楽して帰りたいから飛行機使うかな~と思っていただけで、去年までは電車で24時間かけて東京から札幌へ帰っていたのだ。いつも通りに戻るだけで損はしていない。行きで飛行機使ってなくてよかった~と思った。

延長料金を店員さんに支払うと、礼をしてさっと店員さんが去っていく。その後、みみさんはにっこり笑って「延長、ありがとなぁ……♡」と言ってまたべろちゅーをしてきた。

そして、上に乗っていいか聞いてきたので了承すると、僕に跨って対面座位状態になった。そしてしなだれかかり、抱え込むようにしてくる。

「それじゃあ、期待させるだけさせておあずけもかわいそぉやし……“気持ちよく”、なろっか♡♡♡」

そう言ってみみさんは腰を振ってくる。みみさんの股間が、ぐりっ♡ぐりゅっ♡、と僕の股間に対して押し付けられる。完全に素股だった。

ゆっくりと、しかし力強く、揉み込むようなマッサージを彷彿とさせる動きが、僕のちんちんへと快楽信号を送る。ぎゅーっ♡ぎゅう~~~~っ♡♡♡とみみさんの腰が僕のちんちんの亀頭部分を押し付ける。じわぁ~っ♡♡♡と気持ちよさがちんちんの根元のほうからとくとくと湧き出て、そこから溢れて頭の方へ上っていき侵食していく。

僕はもっと気持ちよくなりたくて、みみさんの改造浴衣を弄り、露出した太ももの部分から更に奥へ手を潜り込ませ、すべすべのお尻をパンツの上からぐぅっと揉んで、さらに強く腰が押し付けられ、快感が増幅する。気持ちいいっ♡気持ちいいっ♡もっと気持ちよくなりたいっ♡♡♡と僕は暴走して、手をパンツの下に滑りこませて、むちむちのお尻の感触を手のひらで感じながら腰を振って悶えた。

「ん、もぉ……ななちゃんどこ触ってるん……♡えっちやなぁ……♡このすけべぇ……♡♡♡」

と、みみさんは荒く息を吐きながら耳元で囁き、べろちゅーしてくる。そして徐々に腰を振る速度を速めていく。

徐々に快感のボルテージが高まっていったところで、みみさんの肩が叩かれる。

指名延長をした場合でも、嬢の人数の都合上少しの間離れなければならない時間があるそうだ。

 

ゆっくりと腰を上げ、「ごめんねぇ、呼ばれちゃったから行くけど、ちょっと待ってね……♡」と言って軽くちゅーしてから、立ち上がって去っていった。

放心状態で椅子に座り呆けていると、さっきのめいちゃんがやってきて、「いやぁ、凄かったね……?」と話しかけてきた。どうやら見ていたらしい。ちょっと恥ずかしかった。

「私とも、ああいう事したい……?」と小さい声で聞かれ、流石にあそこまで新人の子に要求するのもどうなんだろう……と思って答えを返せずに居ると、「私は指名されてないから、ちょっとだけだよ……?」と言いながら、僕に跨って、腰を上下に揺すってきた。

快感は先程までと比べると少ないが、それでもガチガチに固くなったちんちんがズボンに上から押し付けられる気持ちよさと、初々しく腰を振るめいちゃんの視覚的要素が合わさって僕は興奮していた。

そうしてまったりとした快感を味わっていると、めいちゃんも店員に呼ばれて別のところへ行った。すぐに入れ替わりでみみさんがやってきて、ぴょんと僕のところへ乗ってきた。

ただいま~っ♡と言いながら首に腕を回してキスされて、「それじゃ、つづきしよっか♡」と囁いて、腰をぐりぐりと押し付ける。肌蹴た浴衣をよけておっぱいを口に含みながら、腰へ腕を回して抱きつき、腰を揺する。そうしている間にどんどんちんちんは気持ちよくなっていき、段々我慢汁がぴゅっぴゅっ♡とパンツの中を濡らしていくのが分かった。

あともう少しっ♡あともう少しで気持ちよくなれるっ♡♡射精できそうっ♡♡射精したいっ♡♡♡びゅーっびゅーってちんちんから精液だしたいっ♡♡♡

そんな考えに脳内を支配され、ソファがぎしっぎしっと音が鳴るレベルで思い切り腰を擦り付けて悶える。

「どうしたん……♡なにやら動きがアヤシイなぁ……♡“そぉゆぅ事”はぁ、やっちゃいけないって言われてるんよ……?♡♡♡」

露骨な僕の動きに対して、みみさんは甘ったるい声でそう囁く。言葉ではやんわりと咎めながらも、みみさんの腰は更に激しくなって、僕をどんどん気持よくしていく。射精を促すような動きに僕は、射精を許されたんだっ♡気持ちよくなっていいんだっ♡と開き直ったかのように快感を上り詰めていく。

 

「お客様、お時間なのですが……」

 

そうして居ると、無情にも再び店員さんがやってきた。時間が来てしまったのである。

あと、あともう少しで射精出来たのに、びゅくびゅくちんちんから精液出せたのに……

流石にこれ以上延長するお金は無い。もはやこれまで……と地獄に落ちたかのような感覚に囚われていた。もう帰るしか無い。そう思って友人はどうするのかとふっと顔を向けると、べろべろに酔っ払った顔で友人は僕にこう言った。

 

「金なら俺が出すから、もっかい延長しようぜ!!!」

 

僕は彼を神と崇める事にした。

 

ひとまず僕の財布からお金を出し(後日JK観察クラブで使う予定だったお金)、店員さんが去って行くと、みみさんが耳元(店員さんと話している間も跨ったままだった)で「良かったね……♡これでななちゃんも“満足”出来るんじゃない……?♡♡♡」と言ってきた。残り時間はたっぷりある。つまりそういう事なのだろう。再び腰を揺すり、僕もみみさんも喘ぎ声を上げながら、行為を続行する。

ぎゅ~っ♡ぐりぐりっ♡むぎゅっ♡ぐりゅっ♡♡ずりゅっずりゅっ♡♡♡

ズボン越しにみみさんの熱く柔らかい肉体を感じながら高まっていく。気持ちいいっ♡気持ちいいっ♡♡射精できるっ♡♡精液のぼってきてるっ♡♡尿道のすぐそこのところまでどろどろの白いのきてるっ♡♡♡

「出そうっ♡出そうですっ♡イきたいっ♡♡イかせてっ♡♡イっていいっ?♡♡♡」と、息も絶え絶えにみみさんに言うと、みみさんは笑い、「ん~?♡なにが出るんかなぁ♡ウチそんな事言われても困るんやけどなぁ♡♡」と言いながら、ラストスパートにかけて腰をガシガシと擦り付けてきた。

~~~~っ♡♡射精許されたっ♡♡イっていいんだっ♡♡精液びゅくびゅく出るっ♡♡♡気持ちいいっ♡♡♡出るっ♡♡精液でますっっっ♡♡♡♡♡

びゅ~~~~っ♡♡♡びゅるるるっ♡♡♡どびゅっ♡♡♡♡びゅっ♡♡♡びゅ~~っ♡♡ぶびゅっ♡♡ぶりゅっ♡♡♡♡びゅくっ♡♡びゅるっ♡♡♡びゅくびゅくっ♡♡♡ぴゅくっ♡♡

明らかに射精したように身体を痙攣させる僕を、みみさんはぎゅっ♡と抱きしめながら、頭を撫でてくれた。そうして快感が徐々に収まっていき、余韻に浸る僕に対し、「“満足”、出来た?♡」と耳打ちして、ちゅっ♡とキスしてきた。脱力しながら頷くとみみさんはそっかそっか♡と頭を撫でてくれて、その後も横に座って乳首を舐めてくれたり身体を軽く擽られながらいちゃいちゃし、途中トイレに行ってドロドロになっていたパンツの中をトイレットペーパーで拭いて、時間まで過ごした。

 

終わりの時間になって「また来てね♡」と手を振るみみさんと別れ、友人と話しながら店を出た。友人は完全に出来上がっていて、「いやあ、凄かったよね!もうこんなんでしょこんなん!!」とか言いながら僕の乳首とかお尻とかを触ってきて、何やってんだこいつ……と思いながら途中で別れ、池袋の友人宅へ帰還した。

やっぱり東京って凄い、またここに来てお姉ちゃん達に甘えたい、そう思う体験だった。

JK観察編につづく)